【レビュー】モバイルバッテリーとしての使い勝手は?「cheero #Ingress Power Cube 12000mAh」


「Ingressバッテリー」としてIngressユーザー(エージェント)の間で話題となった「cheero Ingress Power Cube 12000mAh」が続々と注文した人の手元に届いているようです。

とか言っていたものの、気づいたら自分の手元にもありました。提供とかではなく、しっかりクレジットカードから代金が引かれています。本当にありがとうございました。


cheero Ingress Power Cube 12000mAh」の最大の特徴は、やはりIngressのテーマをあしらった本体デザイン。ブラックのボディに、Ingressユーザーなら誰もが反応するようになってしまった緑色と青色のLED。そして全体にあしらわれたプリズムの装飾でさらに輝きを増す……。これは完全にダークマター湧いちゃってます。

スペックと価格で見れば「cheero Power Plus 3 13400mAh」のほうが絶対に良いわけですが、他にないこのデザインはIngressをやっていない人でも魅力的に映るはずです。

ただ、ボディ表面は透明なプラスチックなので傷が非常に目立ちます。光を透過させるために仕方はないのですが、しばらく使ったら傷だらけになりそうです……。僕のは使用5分で傷つきました。


表のLEDばかり取り沙汰されていますが、個人的には裏面に彫られているIngressの文字がクールでお気に入り。


出力ポートは1Aと2.1Aの2つでバッチリですね。


LEDの点灯は6パターンあって、横にあるボタンで切り替えることができます。固定も可能です。長押しで消灯もできますよ。



「バッテリーなのに無駄に光るの」とか言っちゃう人は黙って「cheero Power Plus 3 13400mAh」を買うことをオススメします。


エージェントだとひと目でわかるアレ

激戦区に行くと、Ingressをプレイしている人ってすぐにわかります。モバイルバッテリーが入っているであろうポケットからケーブルが伸びていて、スマホに繋がっているからです。必ずと言っていいほど"いる"し、もはや様式美すら感じられます。

やっぱり、長時間Ingressをプレイする時ってモバイルバッテリーをポケットにつっこんで使うんですよね。すると必然的にポケットに入れやすいものがIngressには向いていることになります。


ちなみに僕が今使っているAnker Astro M3は、本体が細長いのでポケットに入れながら使うにはちょっとキツい。


今回の「cheero Ingress Power Cube 12000mAh」は、たしかにデザインも凝っていてエージェントならぜひ一台持っておくべきと盛り上がってはおりますが、Anker Astro M3と比較してもこの通りデカいです。クソまじめに実際の使い勝手を考えてしまうと、大きさからみてベストとは言い難いところがあると申し上げたい。



両機種のサイズを真上から比較してみると、「cheero Ingress Power Cube 12000mAh」はバッテリーサイズが1000mAh少ないにもかかわらず、一回りも大きい。素人にはオススメできません。


とはいえこのエキゾチック・マターに魅了されちゃったあなたは、もう買うしかないのかもしれません。

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