moto 360をはじめとする、現在発売中のAndroid Wearスマートウォッチに最新OS「Android Wear 4.4W2」が配信されています。このバージョンでは新機能として「Android Wear単体での音楽再生」がサポートされました。
この機能を使えば、Androidスマートフォンから楽曲をAndroid Wearの内蔵メモリに転送・保存することでBluetoothイヤホンとAndroid Wearの2つのみで音楽再生が可能になります。
Googleのクラウド音楽サービス「Playミュージック」がこの機能に対応していたので、さっそく試してみました。
Playミュージックとは?
「Playミュージック」は手持ちの楽曲をクラウドにアップロードすることで、ネット環境さえあればどこからでも自分のミュージックライブラリが再生できるサービスです。
僕はiTunesに入っている17000曲近い楽曲をすべてアップロードしているので、自分のGoogleアカウントにPCやスマホからアクセスさえすれば、世界中どこからでも再生可能という超絶便利な生活を送っています。日本では正式に公開されていませんが、登録する抜け道は色々あり、無料なので興味がある方はぜひ。ここでは割愛します。
moto 360単体で音楽を再生してみた
Android Wearで音楽を聴く手順は大体こんな感じ。
1.AndroidのPlayミュージック内の設定で、「Android Wearにダウンロード」にチェックを入れる
2.クラウド上にアップロードされているアルバムを開き、ダウンロードボタンを押してスマホ本体にキャッシュする
3.しばらくすると、Android Wearに音楽の転送が始まる(通知カードで確認可能)
4.Android Wearの設定→Bluetooth端末でBTイヤホンをペアリングする
今回は愛用しているBlueBuds Xを接続しました。Bluetoothイヤホンをお探しなら超オススメです。
【レビュー】『JayBird BlueBuds X』8時間使えてボックスレスなBluetoothイヤホンの決定版!ケーブルから解放される快適さがハンパない! | DIGITAL GRAPHER
5.Android Wear内のアプリ一覧からPlayミュージックを起動する
アルバムのタイトルが表示されれば正常に転送されています。この状態でタップすれば通常再生、上下でアルバム切り替え、画面を左にスライドさせるとシャッフル再生、さらに左にスライドでアルバムの中から曲選択などが可能です。
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5.Android Wear内のアプリ一覧からPlayミュージックを起動する
アルバムのタイトルが表示されれば正常に転送されています。この状態でタップすれば通常再生、上下でアルバム切り替え、画面を左にスライドさせるとシャッフル再生、さらに左にスライドでアルバムの中から曲選択などが可能です。
再生中の楽曲情報を表示している時に、画面を左にスライドさせるとコントロールが出てきます。
上下で音量、左右で曲戻し曲送りが可能です。
音質は?
スマートフォンなどにBluetoothイヤホンを接続した時とほぼ遜色ない音質です。イコライザの調整などはできませんが、少なくとも「音が悪い……」と感じることはありませんでした。
どのくらい楽曲を保存できるの?
それぞれAndroid Wearの仕様によりますが、現在発売されているAndroid Wearはすべて内蔵メモリ4GBとなっています。
・LG G Watch
・Samsung Gear Live
・motorola moto 360
・sony SmartWatch 3
バッテリー持ちは?
30分の音楽再生で約15%ほどバッテリーを消費しました。
単純計算すれば、満充電で3時間ほど再生できそうです。
どんな場面で使う機能なの……?
「Android Wearを腕に付けてBluetoothイヤホンを装備してるのにスマホが無い状況ってどんなだよ!」と思ってしまいますが、例えば朝のランニングなど、少しでも身軽になりたい場面で活躍します。
まだまだ発展途上なAndroid Wearですが、今後もますます期待できそうです!
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