iOSのロック画面通知をAndroidで実現する『NiLS Notifications Lock Screen』


先日、iPhone 5cからXperia Z1にメイン機を変えました。
久しぶりのAndroidということでワクワクしながら使っているのですが、iOSにすっかり慣れきった身だと、微妙なお作法の違いに不便を感じるところもあります。

その中の一つに挙げられるのがロック画面の通知です。iOSでは新着があるとロック画面に通知が表示されるので見逃すことが少なく、更にはその通知を右にスワイプさせることによって直接通知先のアプリへ飛べるので大変使い勝手が良いものでした。

しかしAndroidでは、通知関連はあくまでステータスバーだけ。ロック画面に直接表示はされず、上からステータスバーを引っ張ってこないと通知が見られません。これでは通知を見逃してしまうこともたまにあります。

しかしそこはAndroid、ユーティリティアプリで機能を補うことが簡単にできます。そこで僕はAndroidでもロック画面に通知を表示させるために「NiLS」というアプリを使っています。


インストールするアプリ


「NiLS Notifications Lock Screen」はロック画面にウィジェットとして通知領域を配置することで、通知内容を表示することができるアプリです。

そう、Android 4.2以降ではロック画面にウィジェットが配置できるようになっています。今回はこの機能を使ってiOSのロック画面通知のような機能を実現しようというわけです。


セットアップは簡単です


まずは設定→ユーザー補助でNiLS Serviceを有効にしましょう。そして下部にある設定ボタンを押します。


設定画面が開きます。すべて英語ですが特に変更しなくても問題ありません。Widget Settingではロック画面に表示される通知の見た目を変更することができます。

通知デザイン設定(左)時計デザイン設定(右)

好みのデザインがあればここで設定しておきましょう。


設定が終わったらロック画面を表示させ、デフォルトの時計を削除、NiLSを配置します。


こんな感じになります

コンパクト表示(左)とノーマル表示(右)

ロック画面に通知が並んで表示できているのがお分かりいただけるでしょうか。こんな感じで通知が来ていることが一目瞭然で非常にわかりやすくなります。設定でコンパクト表示(左)とノーマル表示(右)が選べます。僕はコンパクト表示がオススメです。


更にこの状態からNiLSの通知部分を下に引っ張ると、領域が広がって通知を一括消去したり、タップした通知のアプリに直接飛ぶことが可能です。この辺はまさにiOSと同じ使い勝手で大変便利です。


僕の必須アプリになっています

今回ご紹介した「NiLS」は非常に完成度が高く動作も非常に安定しています。なにより純正のロック画面でそのまま使えるのが素晴らしいの一言です。iOSのロック画面通知をAndroidでも使いたい方はぜひお試しください。

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