【レビュー①】「有機ELモニターとして欲しくなってしまった」"GALAXY Tab S"外観編 #GALAXYアンバサダー


「GALAXY Tab S」アンバサダータッチ&トライイベントでお借りした「GALAXY Tab S 10.5インチ」をご紹介します。





GALAXY Tab Sとは?


サムスンの「GALAXY Tab S」は、6月にグローバルで発表されたばかりの最新Androidタブレットです。GALAXYのタブレットとして初めてフラグシップを意味する「S」がネーミングされています。スペックはほぼ同じで10.5インチモデルと8.4インチモデルの2モデルが用意されており、カラーバリエーションはホワイトとブロンズの2色。日本国内ではWi-Fiモデルのみ販売され、通信事業者を通さない自社ブランド製品になります。(電気屋さんで普通に買ってねってことです)



パッケージを開封


GALAXYシリーズではおなじみの木目調のパッケージデザインです。


ほわほわした布に包まれたGALAXY Tab S本体がおでまし。よく研究されていますね。うん。



最初に目につく、圧倒的な有機ELの鮮やかさ


GALAXY Tab SはフルHDを超えるWQXGA(2560×1600ドット)のSuper AMOLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)を搭載しています。液晶に比べて100倍、そして高品質印刷した紙の14倍ものコントラストがあり、暗い映像でも絵が潰れたりしません。そして印刷された雑誌より、GALAXY Tab Sで雑誌を見たほうが綺麗という。まじか。




ハメコミ合成かと勘違いするほど鮮やかで、文字がクッキリ。ひと目でわかりやすく「画面がめっちゃ綺麗!」という感じ。最初から入っている、ディスプレイに引き込まれそうになるサンプルムービーは必見です。解像度が高いおかげで、3D映像ではないのに絵が立体的に見えます。これは驚きますよ。



ここで、ブラビアで培った圧倒的な映像美を実現するトリルミナスディスプレイを搭載したソニーの最新タブレット"Xperia Z2 Tablet"と比較してみましょう。「あれ、同じくらい綺麗じゃない?」と思った方、正解です。上の写真のようなシンプルなテクスチャなら液晶でも同じくらい鮮やかな絵は出せるのです。



上からSurface Pro 3、GALAXY Tab S、Xperia Z2 Tablet

ところが実写で比べてみると結構差が出ました。GALAXY Tab SのSuper AMOLEDは良い意味でわざとらしいビビッドな色合いなのに対し、Xperia Z2 TabletやSurface Pro 3は自然な色合いに近いです。音楽で例えるなら、GALAXY Tab Sはイコライザーをバリバリ効かせて楽しく聴ける感じ。他はモニターイヤホンでフラットに聴く感じ?

Super AMOLEDのどぎつい鮮やかさの虜になってしまう方もいれば、液晶の自然な色合いを好む人もいます。これはもう人それぞれとしか言いようがないので、実際にお店で試してみてください。

僕ですか?僕は有機ELモニターとしてGALAXY Tab Sが欲しくなるくらいにはSuper AMOLEDの鮮やかさの虜になりつつあります……。だって普段見ている動画をGALAXY Tab Sに転送して再生すると、すごい新鮮に観られるんですよ。全部観直したくなってしまう。


10インチとは思えないコンパクトな本体は持ちやすい!


「10インチのタブレット」って言われたら皆さんどんなものを想像しますか?自分は結構大きいイメージがあったのですが、Galaxy Tab Sの実機を見たら拍子抜けしてしまいました。


GALAXY Tab Sは狭額縁によって大画面とコンパクトさを両立しています。10インチカテゴリタブレットで最薄、最軽量です。ディスプレイ以外の無駄な部分が削ぎ落とされたフォルムは、ノートのように使うタブレットとして理想形です。厚みは6.6mm、重量は495gということで、片手で保持しても全然余裕。そして何より16:10の画面比率が本当に素晴らしいです。



16:9のタブレットと比較すると、これだけ表示に差が出ます。画面が細長いタブレットは手に持ったときに違和感しかなくて使いづらいのですよ……。

ここ強調して言っておきたいのですが、GALAXY Tab Sの重量感と本体の質感が本当に絶妙で、個人的にめちゃくちゃ気に入っています。画面を操作している時も、ソフトウェアキーボードを打っている時も、なんかすごく気持ちよくて手に馴染むんです。

それは本体の剛性感だとか、ディスプレイサイズとか、有機ELの美しさとか様々な面が相まって、そう感じるのかもしれません。持つたびにワクワクさせてくれます。タブレットでこんな気持ちになったのはiPad以来かも。

(下部)

(右側面)microUSB、microSDカードスロット、右スピーカー

(上部)赤外線ポート、音量ボタン、電源ボタン

(左側面)イヤホン端子、左スピーカー

ホワイトモデルのフレームはゴールドカラーでなんとも華やかな感じ。どこかで見たような組み合わせですね……?


背面はGALAXY S5と同じドットなデザインです。僕は結構好きですが、皆さんはどうですか?ちなみに手触りはマットかと思いきや意外とさらさらしており、特別滑りづらいというわけではなく。見た目が似ているNexus 7(2013)ともまた違います。


指紋センサーを搭載した物理ホームボタン


他のほとんどのAndorid端末がソフトウェアキーを採用しているのに対し、GALAXYシリーズは一貫して物理ホームボタンを搭載しています。戻るキーやマルチタスクキーはタッチセンサーです。おかげで余計なボタンを表示する必要がなく、画面に広々表示することができます。



ちなみにホームボタンには指紋センサーが搭載されており、ロック画面の解除に使えます。感度も良好で快適です。



物理ホームボタンということは……?


タッチセンサーと物理ホームボタンの場所が固定されている、というのは残念ながら良いことばかりではありません。本体を縦持ちした時に間違って押してしまう場合があります。電子書籍を読む時など、持ち方に慣れるまでちょっと気になるかも。


純正Bookカバー


Galaxy Tab Sには純正の別売りカバーが用意されています。

(クリックで拡大)

メタリックっぽくて滑りにくい素材です。重量は160g。


面白いのが装着方法。Galaxy Tab S本体背面にあるホールに、ケース側に付いているポチを思いっきり押し付けることで固定されます。結構力が必要です。

この他に、もう一段階変形できる

ケースは3段階に立てかけることが可能ですが、畳み方が複雑でサムスンのお姉さんですら苦戦してました。もうちょっとわかりやすいといいなぁ。


残念なところ


「防水じゃない」一緒にお風呂に入りたいよ。

「いまどきNFC非搭載」お触りしたいよ。

「フルセグワンセグ非搭載」有機ELでテレビが観られたらちょっと嬉しかったよ

「Wi-Fi専用」SIMを入れてお外で使いたいよ(テザリングはめんどくさいよ)

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