米マイクロソフトは、ニューヨークで開催したイベントにてSurface Proの新型モデル「Surface Pro 3」を発表しました。
今回はSurface Pro→Surface Pro 2と使い続けている身から、フルモデルチェンジされたSurface Pro 3の要チェックだと思う新機能をご紹介します。
ディスプレイがアスペクト比3:2の12インチになったのはとても良い
(betanews.comより)
今までのPro/Pro 2はディスプレイサイズが16:9(1920 x 1080)10.6インチ、だったのに対し、Surface Pro 3は3:2(2160 x 1440)12インチに変更されました。これ非常に使い勝手がアップするのではと予想しています。
というのも、今使ってるSurface Pro 2はディスプレイが横長なので、動画を見るときは非常にいい感じなのですが、デスクトップで作業する時は縦の解像度がちょっと足りず窮屈な思いをします。僕はタスクバーを右横に移動させて領域を確保していたりします。
さらに違和感を感じるのがタブレットスタイルで本体を縦持ちしたときです。16:9のディスプレイは縦持ちすると非常に縦長に感じるのです。iPadに慣れている方なんかは特に変な印象を受けると思います。そして縦長を活かすアプリがあるわけでもなく……(省略)
そんなわけで、Surface Pro 2ではノートPCスタイルの時もタブレットスタイルの時もどっちつかずな違和感を感じていました。
(写真はdigitaltrends.comより)
そんなわけで、アスペクト比3:2、12インチディスプレイには非常に期待しているのです!ディスプレイの綺麗さは既にお墨付き。
画面がデカくなって持ち運びしにくそう?むしろ薄型化&軽量化で取り回しアップでしょ
(写真はCNETから)
天秤によるパフォーマンスが面白かった
しかし、慌てるのはちょっと早いかも。なんたって今回のSurface Pro 3はダイエットに成功しています。あれだけ重い重い言われていたSurface Pro 2の約907gから約798gへと軽量化され、厚みも13.5mmから9.1mmに薄型化されました。
今までSurface Pro/Pro 2で厚みと重さに不満を持っていたユーザーはSurface Pro 3を持ったらニヤけてしまうことでしょう。この薄さに高性能が詰まってる感、非常に堪りません…!軽量化&薄型化によって使い勝手はきっとアップしているはず。
シルバーでスタイリッシュに
Surface 2で採用されたシルバーがSurface Proにもやってきました。今までの黒っぽいチタンカラーも高級感があって非常に気に入っていたのですが、Surface 2のマグネシウムっぽいシルバーも良いなーってずっと思っていたのです。僕自身Surface Pro 2の背面にグレーのシールを貼ってしまうくらいには(笑)
Surface Pro 2の背面を保護するためにDecalgirlのスキンシールを貼ってみた #SurfaceJP | DIGITAL GRAPHER
(写真はCNETより)
Pro/Pro 2でずっと同じ色だったので飽きてきたっていうのもありますね。はやくシルバーにブルーのキーボードを組み合わせて使いたい!
「そんなとこまで曲がっちゃうの!?」更に進化したキックスタンド
Surface Pro 3はタブレットとノートPCの一台二役を担う製品として開発されています。つまりタブレットでありながらクラムシェル型ノートPCの使い勝手も追求しなくてはなりません。
初代Surface Proはキックスタンドが1段階しか開かなかったため、机に置いて使うときや膝の上で使うときに微調整できず不評を呼びました。そこでSurface Pro 2では2段階に開くよう進化。角度を選べることで非常に使い勝手がアップしました。
(写真はCNETより)
今回のSurface Pro 3は更に進化。2段階どころか無段階でかなり寝かせる角度まで倒せるようになりました。これなら膝の上でちょうどいい角度を自由に選べるし、ペンでディスプレイに描くときも使いやすそうです。
ワコム製ではなくなったデジタイザ「Surface Pen」は進化?退化?
Surface Pro/Pro 2はワコムのデジタイザ技術を採用しており、ペンに電池が不要で1024段階の筆圧に対応するなどして、液晶ペンタブレット代わりになると絵描きさんに話題でした。
Surface Pro 2 でも描いてみた - NAVER まとめ
・遅延が少なく、実際に紙に書いているかのような書き味
・ペン先ズレがほぼゼロに等しく、ワコム製デジタイザの仕様だった画面隅でのズレもない
というわけでポインティングデバイスとしては非常に優秀です。ウィンドウ操作などマウス代わりにペンを使うときにズレがあると使いづらいですからね。Surface Pro 2で実際にペンを使っている時も画面隅でのペン先ズレはちょっと気になりましたから。
そもそもなぜデジタイザが変更されたかというと、マイクロソフトはSurface Pro 3をノート代わりに使えるデバイスにすることにこだわっているからです。実はディスプレイの比率が3:2になったのも、紙のノートのサイズと同じにするためだったりします。
更にSurface Pro 3がスリープ中でもSurface Penのボタンを押すと即座にOneNoteが起動してノートが取れるなど、まるでボールペンを押し込んで紙に書き始めるかのような使い勝手を実現しています。
発表会でも、文字を書いたり操作する上では非常に高評価だったようです。……ただ、やはり絵を描く人でワコムにこだわりがあった方はちょっと残念なニュースなのかもしれません。ワコム製デジタイザが付いた液晶タブレットとしてSurface Pro 2が貴重になったりして。
Surface Pro 3からはペンの色々な収納方法が提案されていますよ。
個人的にSurfaceの最大の魅力だと思っているキーボードカバーも新型が発表されました。物理ボタンの新しいType Coverは今までより更に薄型化され全5色。Touch Coverは遂に姿を消してしまいました。
トラックパッドが大きくなり使い勝手がアップ。Type Cover 2までのトラックパッドは小さくてやはり使いづらかったので、嬉しいですね。できればもっと大きくしてほしかったけど。
新しいType Coverは接続部分を折ることでキーボードに角度をつけることができます。かっちょいいよー。
OS:Windows 8.1
CPU:第4世代Intel Core i7/i5/i3
SSD:64/128/256/512GB
メモリ:8GB(256/512GBモデル)、4GB(64/128GBモデル)
グラフィック:Intel HD Graphics 4400
カメラ:アウトカメラ、インカメラ共に500万画素
無線:Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 LE
ポート:USB3.0端子、microSDカードスロット、Mini DisplayPort
スペック的には新たにi7が選べるようになったこと以外Surface Pro 2と大差ないんです。入出力ポートも最低限。ユーザーに合わせて色々な選択肢があるのが嬉しいですね。
はやく予約させてくれー!!!
新型が出るたびに買ってしまうほど、Surfaceには魅了されてます。というか欲しいと思えるWindowsマシンがSurfaceぐらいしかないんですよね。どうしてこうなった。
そんなわけでSurface Pro 3も購入決定です。Pro 2をお嫁に出す算段をしなきゃなぁ。。。
Surface Pro 3の発売日はi5モデルのみ米国とカナダで6月20日に発売。その他のモデル・その他の地域(日本含む)は8月末までに発売予定です。はやくして!
ところがSurface Pro 3はワコムの技術が不採用となり、VAIO Duo 11などで採用されている「N-trig」という技術に変更されました。
N-trigは筆圧が256段階までだったり、ペンに電池が必要だったりとSurface Pro/Pro 2のワコム製デジタイザと比べると劣化しているように見えますが、こんなメリットがあります。・遅延が少なく、実際に紙に書いているかのような書き味
・ペン先ズレがほぼゼロに等しく、ワコム製デジタイザの仕様だった画面隅でのズレもない
というわけでポインティングデバイスとしては非常に優秀です。ウィンドウ操作などマウス代わりにペンを使うときにズレがあると使いづらいですからね。Surface Pro 2で実際にペンを使っている時も画面隅でのペン先ズレはちょっと気になりましたから。
そもそもなぜデジタイザが変更されたかというと、マイクロソフトはSurface Pro 3をノート代わりに使えるデバイスにすることにこだわっているからです。実はディスプレイの比率が3:2になったのも、紙のノートのサイズと同じにするためだったりします。
更にSurface Pro 3がスリープ中でもSurface Penのボタンを押すと即座にOneNoteが起動してノートが取れるなど、まるでボールペンを押し込んで紙に書き始めるかのような使い勝手を実現しています。
2分50秒あたりから、Surface Penの書き味をチェックできます。
発表会でも、文字を書いたり操作する上では非常に高評価だったようです。……ただ、やはり絵を描く人でワコムにこだわりがあった方はちょっと残念なニュースなのかもしれません。ワコム製デジタイザが付いた液晶タブレットとしてSurface Pro 2が貴重になったりして。
Surface Pro 3からはペンの色々な収納方法が提案されていますよ。
新しいキーボードカバー「Type Cover」
個人的にSurfaceの最大の魅力だと思っているキーボードカバーも新型が発表されました。物理ボタンの新しいType Coverは今までより更に薄型化され全5色。Touch Coverは遂に姿を消してしまいました。
(写真はwpdang.comより)
トラックパッドが大きくなり使い勝手がアップ。Type Cover 2までのトラックパッドは小さくてやはり使いづらかったので、嬉しいですね。できればもっと大きくしてほしかったけど。
(写真はwpdang.comより)
新しいType Coverは接続部分を折ることでキーボードに角度をつけることができます。かっちょいいよー。
細かいスペックとか
OS:Windows 8.1
CPU:第4世代Intel Core i7/i5/i3
SSD:64/128/256/512GB
メモリ:8GB(256/512GBモデル)、4GB(64/128GBモデル)
グラフィック:Intel HD Graphics 4400
カメラ:アウトカメラ、インカメラ共に500万画素
無線:Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 LE
ポート:USB3.0端子、microSDカードスロット、Mini DisplayPort
スペック的には新たにi7が選べるようになったこと以外Surface Pro 2と大差ないんです。入出力ポートも最低限。ユーザーに合わせて色々な選択肢があるのが嬉しいですね。
海外のプレスによる開封動画はこちら
海外のレビュー動画まとめてみました
まとめ
(写真はdigitaltrends.comより)
はやく予約させてくれー!!!
新型が出るたびに買ってしまうほど、Surfaceには魅了されてます。というか欲しいと思えるWindowsマシンがSurfaceぐらいしかないんですよね。どうしてこうなった。
そんなわけでSurface Pro 3も購入決定です。Pro 2をお嫁に出す算段をしなきゃなぁ。。。
Surface Pro 3の発売日はi5モデルのみ米国とカナダで6月20日に発売。その他のモデル・その他の地域(日本含む)は8月末までに発売予定です。はやくして!
マイクロソフトのSurface発表会の最前列をご覧ください。 pic.twitter.com/mod4RK7xyq
— やむけい*❎ (@yamkei) 2014, 5月 20
~追記~
~追記~
日本国内での発売日が決定しました。Core i3/メモリ4GB/ストレージ64GB 9万1800円(8月発売予定)
Core i5/メモリ4GB/ストレージ128GB 11万1800円
Core i5/メモリ8GB/ストレージ256GB 13万9800円
Core i7/メモリ8GB/ストレージ256GB 16万4800円
Core i7/メモリ8GB/ストレージ512GB 20万2800円
7月17日(木)発売。
まー、無理やり褒めたという感じ
返信削除そりゃユーザーだから褒めないわけにゃ行かんわな
とりあえず筆圧だけヒトコトね
筆圧が下がるとそれぞれの細分ができなくなるから
線がカクついちゃうんだよ、だから変わってうまくいくとは思わないことだね
紙みたいに書ける?逆なんじゃないの?
ここらへんユーザーさんも厳しいと思ってるのか自分で指摘してるけどね
コメントありがとうございます。
削除>まー、無理やり褒めたという感じ
>そりゃユーザーだから褒めないわけにゃ行かんわな
日常でSurface Pro 2を使っていて、イマイチだなと思っていたところが改善されているので
現時点では素直に褒めています。実際に使ったらまた変わるかもしれませんね。
>とりあえず筆圧だけヒトコトね
>筆圧が下がるとそれぞれの細分ができなくなるから
>線がカクついちゃうんだよ、だから変わってうまくいくとは思わないことだね
>紙みたいに書ける?逆なんじゃないの?
>ここらへんユーザーさんも厳しいと思ってるのか自分で指摘してるけどね
http://youtu.be/sj6bg3nXgyY?t=2m55s
発表会にて実際にペンを使っているところはご覧になりましたか?
無理な力を入れずとも線がカクつくことなく
スムーズに書けていると思うのですが、どうでしょうか。
Surface 1mmも興味なかったけどちょっと欲しくなりました
返信削除コメントありがとうございます。
削除タブレットにもノートPCにもなるところが、普通のノートPCを買うよりも
楽しいのではと思っています。オススメです。
オチで吹き出してしまった
返信削除MBAのライバルになるかな?