【レビュー】『Sculpt Comfort Mouse』は格段にWindows 8のスタートが使いやすくなる!ほか人気Bluetoothマウス2機種と比較


 こんにちわ、やむけい(@yamkei)です。マイクロソフトより新しいBluetoothマウスの新製品Sculpt Comfort Mouseが本日発売となりました。

 Bluetoothマウスといいますと、以前レビューした同じくマイクロソフトのSculpt Touch MouseやロジクールのM555bと、既に手元に2個あるのですが、どれも100%満足しているわけではないので今回も・・・買ってしまいました。物欲こわ.....

【レビュー】『Sculpt Touch Mouse』四方向タッチスクロール、Bluetrack搭載のBluetoothマウス | Digital Grapher


それではさっそくSculpt Comfort Mouseを開封していきます。

同梱品


 マウス本体と試供品の電池、説明書、保証書です。
やっぱりBluetoothはドングル(受信機)を必要としないのが便利ですね。


本体


 Bluetoothマウスで人気のM555bSculpt Touch Mouseと比較しながら見ていきましょう。今回のSculpt Comfort Mouse触った質感はぶっちゃけプラスチッキーでチープです。センサーにお金がかかってしまったのかは知りませんが、4000円弱のマウスならもう少し頑張ってほしいところ。でもブラックでテカテカしているので見た目はなかなかカッコイいいです。指紋は目立っちゃいますけどね。悪くないです。


 Sculpt Comfort Mouseはコンパクトではなくフルサイズマウスという位置づけらしいのでちょっと胴長です。指を伸ばして使えるのでコンパクトなマウスに比べて窮屈じゃなく良い感じ。もちろん手の小さな人でも普通に使えると思います。

Sculpt Touch Mouse(左)、Sculpt Comfort Mouse(中)、M555b(右)

 Sculpt Comfort Mouseは他のマウスと比べて若干高さがあります。ほんと微妙な差なので僕は気になりませんでした。親指と小指がくる本体の側面には滑り止めが付いており、グリップ感は上々。更には親指を包み込む形状になっているので、他の2つのマウスよりすごく握り心地が良いです。なによりサイドにあるブルーのWindowsタッチタブ(詳しくは下で)がカッコイイ。実はこのデザインに惚れて買ったといっても過言ではありません。ブルーに弱いんです私!カッコイイは正義!


ちょっと重めの本体で安定して使える


 Bluetoothマウスではめずらしく電池蓋が上にあるタイプ。ボタンを押すと蓋が勢いよく取れるのがちょっと面白い。重量は電池を入れた状態で約136gと少し重めです。(Sculpt Touch Mouseは111g、M555bは117g)
「軽いほうがよくねー?」と最初は思っていたのですが、この重みで重心がしっかりしているので、微妙なマウスカーソルの操作がしやすいことに気づきました。この安定感に慣れると軽いマウスが使えなくなりそう。癖になります。


マウスの操作性とWindowsタッチタブの特徴


 左クリックと右クリックのボタンは控えめなクリック音で静かな場所でも目立ちません。上下左右にスクロールと、中ボタンが可能なホイールはコリコリと段階の感触があるタイプ。M555bみたいに慣性ホイールと切り替えられるといいなと思いましたが、そうすると中ボタンが別に必要になるのでまぁこれはこれでいいかといったところ。それにしてもSculpt Touch Mouseのタッチセンサー式マウスホイールはちょっとイマイチだったなぁと実感(笑)


 読み取りにはセンサーの光源として青色LEDを使用するBlueTrackを採用しており、従来のレーザー式が苦手としていた光沢のある場所でも快適に使えます。昔はBlueTrackのBluetoothマウスが無かったので悶々としていたのですが、良い時代になりました。


 Sculpt Comfort Mouseの大きな特徴であるサイドの青いボタン「Windowsタッチタブ」クリックするとWindows 8のスタートを表示でき、さらには上にスワイプすることでアプリケーションの切り替え下にスワイプでアプリケーションのタブ(左に出てくるやつ)の表示が可能です。Windows 7で利用する場合は、クリックでスタートメニュー表示、上下スワイプが進む・戻るとして機能します。びっくりしたのが上下スワイプした時にマウスが振動するところ!操作を受け付けたことがわかりやすくてとっても良いです。


 一つ残念だったのが、「Windowsタッチタブ」の位置。もう少し手前に欲しかった。親指がそのままだと届かないので、意識して伸ばす必要があります。ボタンがセンサーなので、もしかしたら誤って触れないようにという意図的なモノなのかもしれませんね。

で、この「Windowsタッチタブ」がやっぱり非常に使いやすくて、Windows 8の救世主だと思うんですよ。もうこれがないマウスは使えないってくらい便利です。


「Windows 8」が使いにくいだなんてもったいない!スタートメニューを活用しよう


 Windows 8のスタートは何かと不評だそうですが、ランチャーとして考えるとすごくよく出来ているんですよね。使いづらいと言っている人のスタートって多分、上の画像のようにデフォルトのまま使っていることが多いと思うんです。

 これをやめて、まずは使わないタイルを全部消してしまいましょう。これがスタートを使いこなす第一歩です。


 僕のスタート画面はこんな感じ。これでもまだ全然使いこなせていないのですが、使わないタイルをすぱっと全部消してよく使うソフトウェアだけを登録しています。Windows 8.1になったらもっと使いやすくなるようなので、今のうちに慣れておくといいですよ。


 今まで僕は、RocketDockというMacみたいなランチャーを上部に配置していたのですが、これからはスタートをうまく活用していけたらなと思います。そんなWindows 8のスタートを活用する上でオススメなのが今回ご紹介したSculpt Comfort Mouseというわけです。

もっと詳しく知りたい方は@ichijoさんのブログがとてもわかりやすいので、ぜひ見てください。

Sculpt Comfort Mouse、とっても気に入りました

 Sculpt Comfort Mouseは個人的にかなりしっくりきていて、今までのマウスで一番気に入っています。これでマウス沼から抜け出せそう・・・。
メイン機用に買ったのですが、持ち歩き用もこれを使いたいなぁ・・・。2台目k・・・。

 Windows 8をお使いの方でBluetoothマウスをお探しの方にはぜひ使ってほしい製品です。特に非タッチパネルなPCをお使いの方にオススメです。MacなWindows 8でも使えますよ!

今回ご紹介した他のマウス
追記・M555bの後継モデルが出ています

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