こんにちわ、やむけい(@yamkei)です。
マイクロソフトの本気タブレット「Surface(サーフェス)」がついに日本上陸です。既に店頭にて発売開始されておりますが、15日に行われた日本マイクロソフト株式会社主催の"マイクロソフトのタブレット「Surface RT」発売記念レセプション"という報道陣向けイベントにて、Surface RTにいっぱい触らせてもらったのでレビューをお送りします。
Surface Proの記事はこちらです。
【レビュー】2ヶ月間使ってわかった『Surface Pro(サーフェス プロ)』の良いところ悪いところ
(掲載している写真はすべてクリックで拡大できます)
Surface "RT"は"買い"ではなく"待ち"か?
そんな話題のタブレットでありますが、有名IT系サイトではSurface RTを「買わないほうがいいです」とまでこき下ろされていたり、なかなか苦しい現状のようです。。。
更には「Surface Pro」というWindows 8がそのままフルで載っている上位モデルも用意されている(日本発売未定)ため、「Windows RTは中途半端」「Proを待ったほうがいい」という意見も数多くあります。
と、前評判がイマイチなSurface RT・・・僕も触る前はそんな印象だったのです。
ですが!今回は上で述べたような「フルOSが載ったタブレットがあれば他のタブレット(iPad、Android、WindowsRT)はいらないんじゃないか」という意見は一旦置いておき、ライバルであろうiPadやAndroidと比較して、Surface RTが純粋にタブレットの選択肢の一つとして考えた場合どうなのかという視点から見ていきたいと思います。
Surface RTに搭載されているOS「Windows RT」ってなぁに?
↑スタート画面。Modern UIと言います。
Windows RT は、バッテリ寿命が長くなり、外出先での使用に適している薄型軽量の PC 向けに最適化された Windows 8 のエディションです。(公式サイトより)
一般的なスマートフォンやタブレットに搭載されているCPUで動作するWindowsなので、制約がある代わりに長時間のバッテリー駆動を実現しています。制約というのは主に今までのPC用Windowsソフトが動かないというものですね。
ストアからアプリをダウンロードして使うiPadやAndroidタブレットのWindows版と考えていただければOKです。Windows RT向けアプリケーションについてはこの先で。
とはいってもWindows RTのModern UIとデスクトップの使い方は、Windows 8と変わらず操作方法も同じです。
Windows8購入時の注意!!Windows8とWindowsRTはかなり別物! - NAVER まとめ
Surfaceが今までのタブレットと違うところ
ズバリ、かっこよくてスタイリッシュな世界観を構築しているところだと思います。各国共通で日本でも放映されているSurfaceのTVCMを見てみましょう。
アップルとも違う、オシャレでポップな感じに仕上がっております。マイクロソフトが初めて作ったコンピューターとしてはなかなか上出来ではないでしょうか。初めて見た時に感じたスタイリッシュさでは、少なくともAndroidタブレットを大きく引き離していると思いました。
「所有欲を満たしてくれる」というのはブランドを構築する上で重要。ソニーやアップルがそうだったように、また次回もSurfaceを買おうという気になります。
スタイリッシュな世界観を生み出すために一役買っている本体デザイン
Surfaceの本体カラーはブラックのみ。高級感があり、「VaporMg」(ベイパーマグ)と呼ばれるマグネシウム合金のおかげで剛性が高く、頑丈です。さらさらしていますがブラックボディなので指紋というか手の油分が目立ってしまうのは仕方無いかも。うっすら刻印されているWindowsロゴがクール。
頑丈といえば、Windowsの中の人がSurfaceをスケートボードにして乗り回したのも話題になりました。そんなことに使うなら俺にくれ!
Couldn't resist taking it out for a spin... #surface twitter.com/stevesi/status…
— Steven Sinofskyさん (@stevesi) 2012年10月16日
カチッと決まるキックスタンドが感性を刺激する
縦に持つとこんな感じ
5点マルチタッチ1366×768ドット表示対応10.6型ClearType HDディスプレイを採用した液晶面はガラスに傷が付きにくいことで有名な「Gorilla Glass(ゴリラガラス) 2.0」で、
720pHD対応のLifeCam(カメラ)とタッチセンサー式のWindowsボタンを装備。
液晶はとっても綺麗で満足。
一見いたって普通のタブレットという感じですが、裏面には大きな特徴としてキックスタンドというギミックが!これでSurfaceが自立します。
720pHD対応のLifeCam(カメラ)とタッチセンサー式のWindowsボタンを装備。
液晶はとっても綺麗で満足。
一見いたって普通のタブレットという感じですが、裏面には大きな特徴としてキックスタンドというギミックが!これでSurfaceが自立します。
このキックスタンドを起こす感覚が本当に絶妙な出来映え。
カチッという感じがすごく気持ちよくて本体の質感を大きく向上させています。
ずっとパタパタしていたい・・・。この感覚がSurface。
VAIO Duo 11のあの液晶を持ち上げる時やiPhone 5のSIMカードスロットを引き出すあの気持ち良い感覚に似ていますね。
そしてSurfaceの売りであるType CoverとTouch Cover。
このキーボードカバーは磁石で簡単に取り外しでき、タブレットの弱点だった文字入力のしづらさを克服しています。取り外しする磁石の感じもとても気持ちが良いものです。
そしてこのカバーのすごいところは簡単に外れないところ。
液晶の部分だけを持ってこのキーボードカバーをプラプラさせたとしても全然外れないんです。逆にキーボード部分だけを持って液晶をプラプラさせても外れません(非推奨)。
Surfaceを落としそうになったときにキーボード部分だけを掴んで液晶だけ吹っ飛んでっちゃった!なんて情けない姿は見ること無く済みそうです。ドジっこも安心。
Touch Coverは感圧センサー式なのでキーが最低限の凹みしか存在せず、平面に近い作りになっています。ちょっぴり強めに押すイメージで入力することができました。思っていたより快適でしたが慣れが必要です。
下部にはタッチパッドも搭載。決して大きくはありませんが使いづらいとは感じませんでした。なによりこのキーボードを使うとですね、なんかすごくハイテクなことをしている気分になるんですよ!未来キテる!
カラーバリエーションは国内で黒、白、青となっています。ピンクも欲しかったなぁ。
こちらは物理キー採用のType Coverです。やはり物理キーボードの安定感はピカイチということで、バリバリ長文をブラインドタッチで打ち込む方はこちらがオススメです。
正直に言いましょう、こっちを使うと感圧式のTouch Coverに戻れません。それくらい打ちやすかった。しかも剛性がしっかりしていて入力中にたわむことが無く、まるでMacbookのキーボードのような感覚でした。
こちらはタッチパッドもクリック感のあるボタンになっています。カラーバリエーションが黒のみというのが残念。
今までのタブレットにも外付けキーボードがサードパーティから発売されていますが、本体との一体感という意味ではSurfaceの圧勝です。素晴らしいです。
続いて両者の厚みの違いを見てみましょう。
ご覧の通り、Type Coverのほうが少し盛り上がっていることがわかると思います。
「じゃあ畳んだ状態だとType Coverは持ちにくいんじゃないの?」と思いますよね。
でも実際は「あれ、こんなもん?」という感じで両方にそこまで差を感じませんでした。これなら「Type Coverは厚いからなぁ」なんて悩まずに済みそうです。
Touch Coverのカラーバリエーションを取るか、打ちやすいType Coverを取るか悩ましいところですが、僕は物理キーのType Coverを推しておきます!
おまけ情報ですが、キーボードを装着する端子はライセンスしていないので他社から製品が出ることは無いとのこと。そして国内で流通するのは日本語キーボードバージョンのみで、どうしても英語キーボードが欲しい方は輸入すればそのまま使えるそうな。
英語キーボードも実は国内で販売するのを検討中だとか(あくまで検討)。
ここまでSurfaceの外面をお届けしましたが、もし前知識無しでiPadとNexusとSurfaceを並べられて「どれを選ぶ?」と言われたら、僕はSurfaceを選ぶと思います。それくらい本体デザインのポテンシャルはあるんじゃないかなーと。
【レビュー】触って印象が変わった『Surface RT(サーフェス)』~RTモデルはPCとタブレットの良いとこどり端末~(その2) | Digital Grapher
一体感のあるキーボード
物理キーのType Cover(左)と感圧式センサーのTouch Cover(右)
そしてSurfaceの売りであるType CoverとTouch Cover。
このキーボードカバーは磁石で簡単に取り外しでき、タブレットの弱点だった文字入力のしづらさを克服しています。取り外しする磁石の感じもとても気持ちが良いものです。
そしてこのカバーのすごいところは簡単に外れないところ。
液晶の部分だけを持ってこのキーボードカバーをプラプラさせたとしても全然外れないんです。逆にキーボード部分だけを持って液晶をプラプラさせても外れません(非推奨)。
Surfaceを落としそうになったときにキーボード部分だけを掴んで液晶だけ吹っ飛んでっちゃった!なんて情けない姿は見ること無く済みそうです。ドジっこも安心。
TouchCover
Touch Coverは感圧センサー式なのでキーが最低限の凹みしか存在せず、平面に近い作りになっています。ちょっぴり強めに押すイメージで入力することができました。思っていたより快適でしたが慣れが必要です。
下部にはタッチパッドも搭載。決して大きくはありませんが使いづらいとは感じませんでした。なによりこのキーボードを使うとですね、なんかすごくハイテクなことをしている気分になるんですよ!未来キテる!
カラーバリエーションは国内で黒、白、青となっています。ピンクも欲しかったなぁ。
Type Cover
こちらは物理キー採用のType Coverです。やはり物理キーボードの安定感はピカイチということで、バリバリ長文をブラインドタッチで打ち込む方はこちらがオススメです。
正直に言いましょう、こっちを使うと感圧式のTouch Coverに戻れません。それくらい打ちやすかった。しかも剛性がしっかりしていて入力中にたわむことが無く、まるでMacbookのキーボードのような感覚でした。
こちらはタッチパッドもクリック感のあるボタンになっています。カラーバリエーションが黒のみというのが残念。
今までのタブレットにも外付けキーボードがサードパーティから発売されていますが、本体との一体感という意味ではSurfaceの圧勝です。素晴らしいです。
続いて両者の厚みの違いを見てみましょう。
物理キーのType Cover(左)と感圧式センサーのTouch Cover(右)
ご覧の通り、Type Coverのほうが少し盛り上がっていることがわかると思います。
「じゃあ畳んだ状態だとType Coverは持ちにくいんじゃないの?」と思いますよね。
でも実際は「あれ、こんなもん?」という感じで両方にそこまで差を感じませんでした。これなら「Type Coverは厚いからなぁ」なんて悩まずに済みそうです。
Touch Coverのカラーバリエーションを取るか、打ちやすいType Coverを取るか悩ましいところですが、僕は物理キーのType Coverを推しておきます!
おまけ情報ですが、キーボードを装着する端子はライセンスしていないので他社から製品が出ることは無いとのこと。そして国内で流通するのは日本語キーボードバージョンのみで、どうしても英語キーボードが欲しい方は輸入すればそのまま使えるそうな。
英語キーボードも実は国内で販売するのを検討中だとか(あくまで検討)。
膝の上で使える?
ノートPCを膝の上で使う人は多いと思いますが、キックスタンドを立てて使うSurfaceの形状でも一応置けます。ただし、キックスタンドの角度が固定なので多少見づらいというのと、液晶部が奥に倒れてしまう心配が常につきまとうというのがちょっぴりネック。キーボードと接続されている以上、倒れることはないんですけどね。ちょっと窮屈です。でもこれだけでSurfaceを選択肢から外すほどでもないです。
カッコいいよね?
ここまでSurfaceの外面をお届けしましたが、もし前知識無しでiPadとNexusとSurfaceを並べられて「どれを選ぶ?」と言われたら、僕はSurfaceを選ぶと思います。それくらい本体デザインのポテンシャルはあるんじゃないかなーと。
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【レビュー】触って印象が変わった『Surface RT(サーフェス)』~RTモデルはPCとタブレットの良いとこどり端末~(その2) | Digital Grapher
まぁノート買えばいいんじゃねって気付かないのかね
返信削除やかしいわ!
返信削除こうして、色んな意見を参考にしてる人もおるんです!!