ソーシャルメディアサミット2013 / アンバサダーサミット2013に参加してきました その4(終)

1月21日にAMN(アジャイルメディア・ネットワーク)株式会社主催の"ソーシャルメディアサミット2013/アンバサダーサミット2013"にブロガー招待枠で参加してきました。
前回の記事に引き続き、今回は最後のその4になります。
その1、その2、その3を未読の方はこちらからどうぞ!

ソーシャルメディアサミット2013 / アンバサダーサミット2013に参加してきました その1 | Digital Grapher



ソーシャルメディアサミット2013 / アンバサダーサミット2013に参加してきました その2 | Digital Grapher



ソーシャルメディアサミット2013 / アンバサダーサミット2013に参加してきました その3 | Digital Grapher



■パネルディスカッション4
統合戦略の視点「ユーザーと共に創るオープンイノベーションの可能性」


■パネリスト
・奥谷孝司氏 株式会社良品計画 WEB事業部長
・千歳敬雄氏 デル株式会社 コンシューマ&SMS事業部 オンラインマーケティングマネージャー
・岩佐琢磨氏 株式会社Cerevo 代表取締役
・いしたにまさき氏 ライター&ブロガー


・ソーシャルメディアの声を製品に反映する

奥谷孝司氏 株式会社良品計画 WEB事業部長

「ソーシャルメディアが無い時代から消費者の声を商品に積極的に取り入れている」
「我々の想定していない使い方をお客さんがしていることを初めて知ったことも」
「商品の数が膨大なので手が回っていないところもあるかも」

千歳敬雄氏 デル株式会社 コンシューマ&SMS事業部 オンラインマーケティングマネージャー

「製品について積極的にアドバイスをくれる人は、他のクレームを出すユーザーに対して擁護してくれるユーザーになってくれていた」

岩佐琢磨氏 株式会社Cerevo 代表取締役

「ネットワークに繋がるデジカメ"CerevoCam"を作ったらユーザーから「外付けマイクを付けられるようにしてくれ」「カメラいらない!」という声が出た」
「Cerevoの製品は、例えばある機能が無くても批判されるのではなく「アップデートで追加されるのはいつ?」と言われる」
「ユーザーに↑こう思われていることが大事」

いしたにまさき氏 ライター&ブロガー


「自分が欲しいバックを作った"ひらくPCバッグ""とれるカメラバッグ"」
「ユーザーがバッグというよりも、バッグに詰める物をアップしていて使い方の提案をしてくれていた」
「広告費0円」

全部聞いてみて

最後のパネルディスカッション4は特に面白くて、思わずメモを忘れてしまいました。

ソーシャルメディアという名前ばかり先行していて、企業はとりあえずTwitterとFacebookを始めれば時代の波には乗れるだろうと勘違いしがちですが、今回のソーシャルメディアサミット/アンバサダーサミットで成功事例を聞いていると、昔から消費者の声を拾い、製品に反映できる企業は強いんですよね。あくまでソーシャルメディアは道具。
まぁ今の時代というかソーシャルメディアで声を拾うことが容易になった今、それを使いこなせないと話にならないのかなと思ったり。

だからこそそういった手助けをするAMNさんみたいな会社が存在できてるんですよねきっと。
やっぱ企業レベルでコミュ力大事!

各企業がソーシャルメディアを使いこなすようになると、"擬人化"じゃないですけど(そもそも中身人間だ)、それぞれ企業の人格・キャラクターがわかるようになったりして今まで遠かった会社がより一層身近に感じられそうです。
すると良い製品が生まれる可能性も上がるし良いことずくめな気がしますね。


というわけで、4回にわたってご覧いただきありがとうございました。
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